
このページを読んでいただきありがとうございます。ガジェットブロガーのやすスマ(@yasu_suma)です。様々なスマートウォッチを使うと、その便利さと奥深さにハマっています。
この仕上がりで13800円は間違いなく安い!!!
この記事には、ファーウェイのスマートウォッチ「HUAWEI WATCH FIT」をレビューした内容を紹介しておきます。
「HUAWEI WATCH FIT」の機能性から考えると手頃な価格設定という印象です。ただ、実際の使用感が非常に重要です。
今回はファーウェイ・ジャパンさんから「HUAWEI WATCH FIT」のサンプル品をお借りしてレビュー作成しています。なお、サンプル品ということで製品版と一部仕様が異なっている可能性があります。
「HUAWEI WATCH FIT」を実際に使ってみると、様々な場面での使い勝手が良さが光るスマートウォッチになっていまいした。
「HUAWEI WATCH FIT」を付けて運動しようかな?と検討されている方はぜひ参考にしてみてくださいね!
「HUAWEI WATCH FIT」の発売日・価格:うれしい手頃な価格

ファーウェイが日本で発売しているスマートウォッチ「HUAWEI WATCH FIT」。日本での「HUAWEI WATCH FIT」の発売日は2020年10月2日です。

2020年9月10日に海外で発表され、2020年10月2日には早くも日本で発売。スピーディな展開は非常にうれしいポイントです。
「HUAWEI WATCH FIT」の市場想定価格は13,800円(税別)。約1.64インチの有機ELディスプレイ搭載のスマートウォッチとしてはなかなか手頃な価格設定です。
定評のあるファーウェイのスマートウォッチということで、価格だけでなく、多機能でデザインもレベルの高い仕上がりになっています。
FITがついているように、「HUAWEI WATCH FIT」はワークアウトの場面での使用を強く想定したスマートウォッチになっています。
さっそく「HUAWEI WATCH FIT」の付属品をチェックします。
「HUAWEI WATCH FIT」の付属品:日本語対応の取扱説明書

付属品は、「HUAWEI WATCH FIT」本体、充電クレードル付USBケーブル、クイックスタートガイド、保証書といったところです。

スマートウォッチではよくある付属品の構成となっています。
充電するためのACアダプターなどは別に準備する必要があるのでご注意ください。
スマートウォッチという小型なデバイスということで、接続デバイスを自動判別して適切な出力で充電できる充電器を準備するのがオススメです。
「HUAWEI WATCH FIT」の背面には充電ポートと心拍センサー

「HUAWEI WATCH FIT」の背面には充電ポートと心拍センサーがあります。
気になる「HUAWEI WATCH FIT」の充電方法ですが、背面の磁気充電ポートに充電クレードルを貼り付けます。

モバイルバッテリー「RP-PB186」を使っても電できています。計測してみたところ、5V/0.5Aの充電といったところですね。
手持ちのACアダプターでも同じような充電状況です。実際に充電してみると充電スピードにまったく不満を感じません。
メーカー公称では、急速充電技術により、わずか5分の充電で約1日使用可能となるようです。
ただ、何を使えば急速充電可能なのかよく分からないのが残念なポイントです。
「HUAWEI WATCH FIT」のやさしいシリコンバンド:カラーの統一感が好印象

「HUAWEI WATCH FIT」のバンドはシリコン素材です。実際に付けてみると、柔軟性がしっかりあり、つけ心地はなかなか良好です。
あと、「HUAWEI WATCH FIT」はカラーを楽しむ要素も持っているので、バンド部分の全体のカラーがちゃんと統一されているがうれしいですよね。
なお、今回はミントグリーンカラーをレビューしています。他にもサクラピンク、グラファイトブラック、カンタロープオレンジ(公式EC限定カラー)のカラーがラインナップされています。
「HUAWEI WATCH FIT」はカラーバリエーションが豊富で、カラーを選ぶ楽しみがあるのもうれしいところです。
「HUAWEI WATCH FIT」のデザイン:縦長ディスプレイが印象的

「HUAWEI WATCH FIT」を見ると、なんといっても印象的なのがその縦長ディスプレイですよね。縦がけっこう長いデザインで、「Apple Watch」シリーズや「OPPO Watch」などとは異なる雰囲気を持っています。
また、「HUAWEI WATCH FIT」の本体側面にはボタンがあり、このボタンからワークアウトのメニューを表示させたりもできます。
また、フレーム部分はポリカーボネイト+10%グラスファイバーで仕上げているとのことです。
すごく「HUAWEI WATCH FIT」のフレームは高級感があるとは言いませんが、きっちりとデザインされているので、価格帯から考えると十分満足な質感をもっていると感じています。
「Huawei Health」アプリを使って「HUAWEI WATCH FIT」と連携

「HUAWEI WATCH FIT」を使うためには、まずは使用するスマートフォンに「Huawei Health」アプリをインストールします。

「Huawei Health」はGoogle Playからさくっとダウンロードできます。ファーウェイ製でないAndroidスマートフォンを使っても問題ありません。

ということで、今回は愛用している「OnePlus 8」に「Huawei Health」をインストールしてみました。
「HUAWEI WATCH FIT」とスマートフォンの連携はかんたん

「Huawei Health」を起動して、デバイスの一覧を見ると「HUAWEI WATCH FIT」があります。あとは画面の指示に従えば連携はあっという間に完了です。
このあたりの初期設定も取扱説明書にかかれている手順通りに行えばそれほど難しくありません。
初期設定がさくっと終わったということで、次に「HUAWEI WATCH FIT」を使っている場面を紹介していきますね。
「HUAWEI WATCH FIT」は1.64インチのAMOLED(有機EL)ディスプレイ搭載

「HUAWEI WATCH FIT」は約1.64インチのAMOLED(有機EL)ディスプレイ(456 x 280)を搭載しています。
けっこう大きめの縦長ディスプレイ搭載ということで予想していた以上の存在感。
なお、「HUAWEI WATCH FIT」のサイズは約46mm(H) × 30mm(W) × 10.7mm(D) (バンドを除く)です。
「HUAWEI WATCH FIT」は、しっかりと本体にGPSを搭載。5ATMの耐水性をもち、ランニングや水泳でも安心して使うことができます。

もちろん、AMOLED(有機EL)ディスプレイということで、十分きれいなディスプレイとなっています。明るさもしっかりと確保されていて、屋外でもしっかり見えるディスプレイです。
なお、ディスプレイの明るさは5段階または自動で設定することができます。自動に設定すると環境に応じて明るさを調整してくれるので十分に使いやすいです。
また、手首を持ち上げてディスプレイが点灯する基本仕様になっています。手首を持ち上げるとしっかりとディスプレイが点灯してくれます。
「HUAWEI WATCH FIT」は常時点灯に対応

「HUAWEI WATCH FIT」は6種類の文字盤での常時点灯表示にも対応しています。ただ、常時点灯を使用するとバッテリー持ちが低下するので注意が必要です。
通常の文字盤で最大20分の点灯維持する設定もあるので、短時間であればオススメの設定です。
また、消灯状態でタッチしてもディスプレイが点灯しないのは残念と感じるポイントです。バッテリー持ちとの関係もありますが、ディスプレイをタップしてさっと確認できる方が便利です。
また、ディスプレイのタッチ操作の感度や操作感も良い感じです。低価格のスマートウォッチのような、操作のカクつきもなく軽快に動作します。
「HUAWEI WATCH FIT」の有機ELディスプレイは、美しい画面表示楽しめるのでなかなか魅力的なものになっています。
「HUAWEI WATCH FIT」は装着の安定感がハンパなくいい

「HUAWEI WATCH FIT」の実機を使って強い印象を受けたのが、そのつけ心地の良さです。
実際に「HUAWEI WATCH FIT」を付けてみると、この縦長ディスプレイということもあって装着の安定感がハンパなく良いんです。
「HUAWEI WATCH FIT」はワークアウトにもしっかり使いたいスマートウォッチです。装着の安定感はスペックから分からないうれしいポイントと感じています。
「HUAWEI WATCH FIT」の重さ:軽量で扱いやすい

実際に動きながら使ってみると実感するのが、「HUAWEI WATCH FIT」の軽さです。バンド込みで計測すると「約35.7g」です。
前述したように装着感が非常に良好ということもあって、「HUAWEI WATCH FIT」のデザインコンセプトをしっかり体感できます。
筆者としては、「HUAWEI WATCH FIT」の軽さと装着感の良さが最大の魅力と感じています。
「HUAWEI WATCH FIT」は多数の文字盤に変更して楽しむことができる

スマートウォッチならではの楽しみ方としては複数の文字盤を楽しめることですよね。
「Huawei Health」アプリには、なんと100種類以上の「HUAWEI WATCH FIT」の文字盤が用意されています。もちろん本体側にも数種類の文字盤が用意されていて、さっと変更することができます。
『ちょっとポップな文字盤にしよう!』、『フォーマルっっぽい文字盤にしてみよう!』といったような楽しみ方ができますね。

また、上の画像を見ていただくと、「HUAWEI WATCH FIT」のベゼル幅も分かりますよね。
「HUAWEI WATCH FIT」の画面占有率は約70%。ベゼルはそこそこスリムに仕上がっている印象でまったく問題ないと感じています。
また、設定している文字盤によって表示できる情報も変化します。例えば、次の文字盤ではしっかりと秒針も表示されています。

多くの文字盤があるけど、デザインがイマイチということもなく、しっかり使えそうな文字盤が多いのもうれしいポイントです。筆者はいろいろと迷いながらも、次の文字盤がお気に入りです。

「HUAWEI WATCH FIT」の文字盤は多様なテイストのものが用意されているので、お好みの文字盤を探してみるのも楽しいですよ。
気になる「HUAWEI WATCH FIT」の通知機能:スマホの電源設定は要チェック
次に、多くの方がスマートウォッチに期待される通知機能を紹介します。

「HUAWEI WATCH FIT」の通知は「Huawei Health」を使って設定することができます。このようにアプリごとに通知のON/OFFが設定できます。
実際の「HUAWEI WATCH FIT」の通知の状況は以下のとおりです。

スマホを取り出さなくてもその内容が把握できちゃうのは便利な機能です。しかも、「HUAWEI WATCH FIT」は約1.64インチの大きめディスプレイということでなかなか見やすいですよね。
一方で、次のように「Amazfit GTS」と比較すると、画面上に表示できる情報量に差があることも分かります。

このあたりは好みが分かれてきそうな部分かと。

「HUAWEI WATCH FIT」の方が表示される文字サイズが大きめなのがうれしいという場合もあるでしょうね!
ただし、今回使用した「OnePlus 8」の場合は、「Huawei Health」に関する電池の最適化設定を変更しなければ通知がうまくいきませんでした。
これは「HUAWEI WATCH FIT」というよりも、使用するスマートフォンによって左右される要素となります。
通知がうまくいかないときには、「Huawei Health」に表示されているヒントをもとにスマートフォンの電池の最適化設定をチェックしてみてくださいね。
ジェスチャーで操作する「HUAWEI WATCH FIT」
また、「HUAWEI WATCH FIT」の主な操作はディスプレイをジェスチャーすることで行います。

例えば、文字盤を表示した状態で上からスワイプするとクイック設定パネルのようなものが表示されます。
通知の鳴動制限を設定、画面点灯維持などができます。特に集中したいときに「鳴動制限を設定」が行えるのが大切なポイントと感じています。
また、文字盤表示の状態で画面を左右にスワイプすることで、運動履歴、音楽再生、天気、ストレス状況、心拍数データを素早く確認できます。





文字盤表示の状態で本体側面のボタンを押すことでワークアウトの選択、様々なデータを閲覧、便利機能の使用などができます。
「HUAWEI WATCH FIT」では、スマートウオッチでもストレスや心拍数のグラフが見ることができます。アプリでなくてもしっかり確認できるのは便利です。





また、様々な操作を行う際の「HUAWEI WATCH FIT」のレスポンスもなかなか良好です。基本動作も十分に合格点といったところです。
血中酸素飽和度測定にアップデートで対応
ファーウェイは、日本版「HUAWEI WATCH FIT」の血中酸素飽和度測定対応アップデートを2021年1月下旬以降に配信することを明らかにしています。
日本版「HUAWEI WATCH FIT」は、発売時点では血中酸素飽和度(SpO2)測定に対応していませんでした。

海外版は発売時点で対応していました。
アップデート内容については「「HUAWEI Watch GT 2 Pro」など数機種に血中酸素レベル測定対応のアップデート配信」も合わせて参考にしてみてください。
日本版「HUAWEI WATCH FIT」も待望の血中酸素飽和度測定対応ということで、うれしいアップデート内容になります。
「HUAWEI WATCH FIT」は96種類のワークアウトモードを搭載

「HUAWEI WATCH FIT」にはなんと96種類のワークアウトモードを搭載。ワークアウトの状況をしっかりと記録することができます。
11のプロスポーツモードに加えて、85種類のカスタムワークアウトモードがあり、ドッジボールなるものまでも存在します(笑)
様々なジャンルのワークアウトを記録できるのはおもしろいですよね。

もちろん、「Huawei Health」アプリを使うと、睡眠データも含めてさらに詳細なデータを見て分析することができます。
「HUAWEI WATCH FIT」はスマートウォッチに期待される基本的な要素はちゃんと揃っている印象です。
「HUAWEI WATCH FIT」にはワークアウト動画もあり

また、軽めのワークアウトの一部にはワークアウト動画があり、動画を見ながらワークアウトに励むことができます。
ワークアウトの知識がほぼゼロの筆者には、『まず何していいか分からん!』といったことにならないところがうれしく感じるところです。
「HUAWEI WATCH FIT」は通常使用で10日間持続可能なバッテリー搭載

「HUAWEI WATCH FIT」はそのバッテリー持ちも魅力となります。メーカー公称で通常使用で10日間持続するバッテリーを搭載しています。
フル充電してからほぼ2日使用してのバッテリー残量が以下のとおりです。

「HUAWEI WATCH FIT」の機能を理解するためにけっこう触る頻度はけっこう高めの状況です。あとはアプリの通知を設定した以外は、ほぼデフォルトの設定で使用しています。

Twitterの通知をONにしているので、まぁまぁの回数で通知されていました。そのあたりも影響しているかもしれません。
そこそこ触った実感がありますが、1日あたりで10%強のバッテリー消費といったところですね。筆者の使い方だと、5~7日ほど使って充電といったところです。
「HUAWEI WATCH FIT」はバッテリー持ちはまずまず満足できるものになっている印象です。
まとめ:これ付けて運動しよう!「HUAWEI WATCH FIT」レビュー

以上、ファーウェイのスマートウォッチ「HUAWEI WATCH FIT」をレビューした内容を紹介しました。
「HUAWEI WATCH FIT」の最大の魅力はその装着感です。縦長ディスプレイを始めとするデザインパッケージはかなり強く装着感を意識していると考えています。
また、ワークアウトでの使用を強く想定したスマートウォッチということで、高級感を前面に打ち出しているわけではないですが、カジュアルな場面であれば十分といったデザインの質感をもっています。
ワークアウト機能はかなり強化されていますが、その他の機能はそこまで多機能というわけではありません。逆に、シンプルな機能をしっかり使いこなしたいという方にはその方がいいと感じるのでしょうね。
「Huawei Health」アプリの使い勝手と見やすさも良好ということも見逃すことができませんね。
繰り返しになりますが、通知がうまくいかないケースの多くケースがスマートフォン側の省エネ設定状況です。ぜひ、通知がうまくいかない場合はスマートフォンの設定をしっかり確認してほしいと思います。
ワークアウトに励むために、手頃な価格の確かな機能性をもったスマートウォッチを探している方にはこの「HUAWEI WATCH FIT」はなかなかオススメできるものと感じています。
以上、参考になれば幸いです!
カステラ王子さんによる「HUAWEI WATCH FIT」のレビュー動画
本ブログとコラボしているカステラ王子さんによる「HUAWEI WATCH FIT」のレビュー動画も公開されています。
「HUAWEI WATCH FIT」のデザイン・機能などをさらに理解できる動画になっています。
興味のある方はぜひ、「HUAWEI Watch Fit 開封レビュー!国内版とグローバル版の違いは??」をチェックしてみてくださいね。
スマートウォッチの実機レビュー記事

本ブログでは、本記事以外にもスマートウォッチの実機レビュー記事を公開しています。
気になるスマートウォッチがあればぜひ合わせてチェックしてみてくださいね。
※本記事の内容は原稿執筆時のものです。
Source HUAWEI WATCH FIT – HUAWEI
コメント
コメント一覧 (2件)
背面見るとHUAWEI Band系製品ではお馴染みのバンドロックボタンが両側に存在してるので、多分そこ押せばバンド外れますよ…。サードパーティ製のバンドが発売されれば交換も楽しめると思いますし、バンドが切れたりしたら取り寄せれば交換出来るはずです。
教えていただきありがとうございます。
なるほど、押すのではなくて引っ張って外すのですね。
FIT自体はすでに返却しているので、ファーウェイのサポートにも問い合わせしてみました。
ありがとうございました。