
このページを読んでいただきありがとうございます。ガジェットブロガーのやすスマ(@yasu_suma)です。「Dragon Touch」のタブレットなるものを紹介しておきます。
「NotePad K10」は、Amazonにおいて実質1万円強の格安なAndroidタブレットです。
本記事はDragon Touchさんより「NotePad K10」を提供いただき、記事執筆しています。
今回は、格安タブレット「NotePad K10」を触ってみて、良かった点とイマイチだった点を正直にまとめておくので、参考にしてもらえると幸いです!
Dragon Touchの格安タブレット「NotePad K10」をレビュー

中国のDragon TouchのAndroidタブレット「NotePad K10」は、Amazonにおいて10,999円で販売されています。
10.1インチのディスプレイを搭載のAndroidタブレットしては、かなりお手頃な価格帯になっています。
10.1インチディスプレイを搭載しているAndroidタブレットが1万円ちょっとって安くねぇって思いますよね。
当然ながら、安いのにはちゃんと理由があります。その安さの理由も含めてちゃんと紹介しておきます。
「NotePad K10」の気になるスペック
「NotePad K10」の主なスペックは以下のとおりです。
- OS:Android 9
- ディスプレイ:10.1 インチ(1280×800)
- SoC:MediaTek MTK8163
- RAM:2GB
- ROM:32GB
- カメラ:REAR:8MP FRONT:2MP
- Wi-Fi:802.11 a/b/g/n(2.4GHz/5GHz)
- 指紋センサー:✕
- USB:microUSB
- バッテリー:5000mAh
- サイズ/重量:240(W)×170(H)×9.0(D) mm / 520g
このようにまとめると分かりますが、「NotePad K10」はかなり手頃な価格ということで、スペックはそれなりといったところです。
正直、この価格帯のタブレットに様々な場面に対応するような万能性を期待することはキツイです。
ということで、今回は、「NotePad K10」は、10.1インチディスプレイをいかして、ウェブ閲覧、動画視聴、電子書籍などの限定的な用途で使いやすいかという視点を中心にチェックを進めていきます。
LINK NotePad K10 – Dragon Touch
「NotePad K10」の付属品:日本語対応マニュアルがうれしい

「NotePad K10」の本体付属品はACアダプター、USBケーブル、マニュアル、保証書といったところです。
「NotePad K10」は「Micro HDMI」端子を搭載し、外部出力が可能となっていますが、そのためのケーブルは付属していません。必要であれば別途準備する必要があります。

上の写真のように、マニュアルは日本語対応したものになっています。操作方法を写真付きで紹介しているのはいいですね。
「NotePad K10」の外観をチェック:「DRAGON TOUCH」のロゴがインパクト大

「NotePad K10」本体をみていくと、背面には存在感抜群の「DRAGON TOUCH」のロゴが目に飛び込んできます!
背面はプラスチック素材を使っています。そんなに高級感を感じるものではありませんが、格安なタブレットと考えるとそんなに質感は悪くありません。
サイドにかけて若干丸みをもったデザインで持ちやすさにも配慮したデザインになっています。
背面下部にはちゃんと技適マークがプリントされています。日本国内でも安心して使用することができます。
スピーカーが背面に搭載というのは残念

「NotePad K10」は本体背面下部にスピーカーを搭載しています。
このスピーカーの位置だと、動画を見ていると、音が反対側に向かって出てしまいます。動画コンテンツを楽しむときにもけっこう気になるので、ここは残念なポイントです。
「NotePad K10」の本体重量は約520g

「NotePad K10」本体の重量は約520g。
まぁ、10インチクラスのタブレットとしては少し重めといったところです。ですが、両手で持ちながらコンテンツを楽しむ範囲ではそれほどしんどいというほどでもありません。
一方で、サイドにかけて少しカーブした形状になっているので、思ったよりも持ちやすくなっています。
microSDカードスロットのフタが固い

「NotePad K10」にはmicroSDカードスロットがあります。外部ストレージとしてmicroSDを使用できるのはうれしいポイントです。
一方で、フタのようなものを外してカードを挿入するんですが、このフタがかなり固く、けっこう力を入れて開ける必要があります。『これだけ力を入れると壊れるんじゃねぇ?』と感じるほどです。
「NotePad K10」のディスプレイをチェック

「NotePad K10」は10.1インチのIPSディスプレイを搭載。大きめのディスプレイでコンテンツを楽しむことができるのは大きな魅力です。
価格を考えると仕方がないことですが、上の写真からも分かるように、ベゼルの存在感はそれなりにありますね。
一方で、「NotePad K10」のディスプレイの明るさは、輝度を上げると問題ないレベルとなっています。
視野角はしっかりと広めになっています

「NotePad K10」のディスプレイは視野角がけっこう優秀です。
上の写真のように、「NotePad K10」を横から見てもしっかり画面表示を確認することができます。
様々なコンテンツを楽しむときに、横から見ると発色がぜんぜんちゃうやん!っていうことがないのは大切なことですね!
ディスプレイの解像度は1280×800

ディスプレイの解像度は1280×800ということで、やはりフルHDクラスの精細感はありません。ただ、使い慣れてくると大きな違和感をもつほどでもありません。
価格帯を考えると、「NotePad K10」のディスプレイはまずまずの頑張っているレベルに達していると評価しています。
「NotePad K10」は余計なアプリが入っていないのがうれしい

上の写真左は「NotePad K10」を初回起動直後のホーム画面です。
「NotePad K10」はOSに「Android 9」を採用。ホーム画面には、最低限のアプリが置かれている状態です。
アプリ一覧に隠れているかと確認してみても、写真右のように、余計なアプリが見当たりません。
『どのアプリで写真は見たらいいんだ?』と思うぐらいのシンプルなアプリ構成です。
当然ながらGoogle Playストアに対応しているので、好みでアプリを追加することができます。
格安タブレットでありながら、余計なアプリがほぼインストールしておらず、シンプルな構成となっているのはうれしいポイントですね。
「NotePad K10」をベンチマーク
「NotePad K10」はけっしてパフォーマンスを追求するタブレットではありませんが、どのぐらいのパフォーマンスなのかは気になるところですよね。
「NotePad K10」のパフォーマンスをベンチマークアプリで計測してみました。「AnTuTu V8.4.3」と「Geekbench 5.2.0」で計測した結果が以下のとおりです。

「NotePad K10」はMediaTek製のローエンド向けSoC「MTK8163」を搭載ということで、ベンチマークスコアからも分かるように、パフォーマンスはかなり控えめです。
具体的な使用感としては、1つのアプリをゆっくりと使用する分には大きな問題ありませんが、複数アプリを切り替えながらの使用はキツイです。
具体的には、『今は電子書籍だけを楽しむ!』、『今は動画だけを楽しむ!』という感じに、使用アプリを限定して使っていくのがオススメです。
なお、ウェブ閲覧は快適な場面が多いですが、画像の多いウェブサイトを閲覧すると、写真の表示がワンテンポ遅れたりと、カクつく場面があります。
内部ストレージの容量は32GB

上の写真左が、「NotePad K10」を初回起動した直後の内部ストレージの状況です。
32GBの内部ストレージ容量は、1万円強の価格帯を考えると大きな魅力です。さらには、5GBほどしか使用されていない状況で、空き容量が25GB以上あるのもうれしいポイントです。
もし、内部ストレージが不足してきても、外部ストレージとしてmicroSDカード(最大128GB)を利用できるので安心感がありますね。
ただ、写真右のように、内部ストレージの速度を計測してみたところ、他のスマホ/タブレットと比較するとかなり低速な部類です。
内部ストレージの速度は少し我慢が必要ですが、内部ストレージが32GBとなっているのは使っていく上では安心できる部分ですね。
「NotePad K10」の背面には800万画素カメラ
「NotePad K10」の背面には800万画素カメラを搭載。下の写真は「NotePad K10」のカメラで撮影したものです。

明るい場面では予想よりもしっかり撮れる印象です。ただ、照度が低くなってくるとノイズが気になってくることがあります。
タブレットのカメラということで、メモ程度の記録であればそんなに問題にはならないぐらいのカメラといったところです!
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まとめ:Dragon Touch「NotePad K10」をレビュー

以上、Dragon Touchの10.1インチタブレット「NotePad K10」をレビューした内容を紹介しました。
「NotePad K10」の10.1インチディスプレイは、それほど解像度は高くないですが、視野角がけっこう広いです。低価格タブレットしては、しっかりと見やすいディスプレイを搭載しているのは良い点です。
さらには、内部ストレージ容量が32GBと、低価格タブレットでは大きめ内部ストレージを搭載しているのも注目しておきたいポイントです。
一方で、スピーカーが背面に搭載というのはかなり残念なポイントです。
使用用途を限定するとしっかり動作するタブレット
「NotePad K10」のスペックは控えめなので、用途を限定することが「NotePad K10」を使いこなしていくポイントとなります。
今回はケーブルの手持ちがなかったので、テストしていませんが、「Micro HDMI」端子搭載でTVなどに出力できることはうれしいポイントとなります。
「NotePad K10」に興味を持った方は、以下のAmazonの販売ページをチェックしてみてくださいね。
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以上、参考になれば幸いです!
※本記事の内容は原稿執筆時のものです。
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