
このページを読んでいただきありがとうございます。ガジェットブロガーのやすスマ(@yasu_suma)です。「Rakuten Hand」をさっそく入手しています!
この記事には、楽天モバイル「Rakuten Hand」にIIJmioのeSIMを挿してみた状況を紹介しておきます。
まぁ、eSIMなんで、厳密に言うと物理的に挿すわけではないですが、「Rakuten Hand」にIIJmioのeSIMを設定したらどうなるの?って気になっている方はたぶんいらっしゃいますよね。
そんな方のために、楽天モバイル「Rakuten Hand」にIIJmioのeSIMを設定した状況をお伝えします!
結論としては、「Rakuten Hand」でIIJmioのeSIMを使うことができています。ただ、少しだけ設定は必要だったので、その手順もちゃんと紹介しておきます。
なお、「Rakuten Hand」ってどんなスマホかまず知りたい方は「楽天モバイル「Rakuten Hand」レビュー」を参考にしてみてください。
楽天モバイル「Rakuten Hand」にIIJmioのeSIMを設定

楽天モバイルのオリジナルスマホ「Rakuten Hand」は、eSIM専用のモデルです。
2020年12月発売の「Rakuten Hand」はコンパクトなボディでありながらけっこう性能が高く、ガジェット好きにもなかなか魅力的な製品となっています。
まず、楽天モバイルはSIMロックフリー仕様でスマートフォンを提供しています。もちろん、「Rakuten Hand」もSIMロックフリー仕様ということになります。
「Rakuten Hand」では、当然ながら楽天モバイルのeSIMを使用できますが、楽天モバイル以外のeSIMがちゃんと使えるか気になるところです。
ということで、IIJmioの「eSIMサービス データプランゼロ」を契約済みの筆者が、実際に試してみたところです。
「Rakuten Hand」に設定するIIJmio「eSIMサービス データプランゼロ」とは

まずは、今回使用するIIJmio「eSIMサービス データプランゼロ」サービスについてさくっと紹介しておきます。
IIJmioの「eSIMサービス データプランゼロ」は、ざっくり言うと月1GBあたり450円で利用できるデータ通信専用のeSIMサービスです。
IIJmioは、他に「eSIMプラン(ベータ版)ライトスタートプラン」も提供しています。
なお、IIJmioでは「初期1円!eSIMお試しキャンペーン」を2021年1月12日まで実施。まさに、eSIMの初期費用が1円となるオトクなキャンペーンです。
IIJmioのeSIMサービスの料金体系などの詳細詳細はeSIMサービスページをチェックしてください。
「eSIMサービス データプランゼロ」契約中の方はデータ残量をチェック

また、「eSIMサービス データプランゼロ」契約中の方は、まず、今月のデータ残量が残っているかチェックしておくようにしてください。
「eSIMサービス データプランゼロ」の使用可能データはデータ購入の月末まで有効です。意外と今月どんだけ残っていたっけ?ってなります。。。
なお、IIJmioの「eSIMサービス データプランゼロ」の設定については、別の記事で紹介しているので合わせて参考にしてみてください。
「Rakuten Hand」の対応バンド:IIJmioのeSIMとの相性

まず、「Rakuten Hand」の対応バンドは以下のとおりです。
FDD-LTE Band 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 18 / 19 / 26 / 28
TD-LTE Band 38 / 41 / 42
WCDMA Band 1/ 2 / 4 / 5 / 6 / 19
「Rakuten Hand」の対応バンドはそこそこ充実していて、ドコモ系のSIMであればしっかり使える対応バンドになっています。
LTE Band 8には非対応なので、現状では問題となりませんが、将来的にソフトバンク系のeSIMが出てきたときには注意が必要です。
IIJmioのアクティベーションコードを「Rakuten Hand」で読み取り
では、さっそくIIJmioから発行されたアクティベーションコードを「Rakuten Hand」で読み取ります。
まずは「Rakuten Hand」の設定メニューから「ネットワーク設定」→「携帯通信会社を追加」→「代わりにSIMをダウンロードしますか?」と進めていきます。

次に、IIJmioから発行されたアクティベーションコードを「Rakuten Hand」で読み取ります。

読み取りが成功して、画面の指示に従って進めていくと、「IIJは有効です」となりました。

新規契約の場合に、SIMの到着まで数日待たなくてもいいのがeSIMのうれしいところですよね。
確かにIIJmioのサービスは有効となりましたが、実はまだデータ通信できない状態です。そのあたりを次に紹介します。
「Rakuten Hand」でさらにAPN設定が必要

「Rakuten Hand」のステータスバーを眺めていると確かにIIJと表示されますが、「4G」データ通信が可能の状態になりません。。。
ただ、筆者は、ここで焦ってはいけないことを「AQUOS sense 4 lite」ですでに学習済みです。
IIJmioの「eSIMプラン利用開始の流れ」には、アクティベーションコードを読み取り後に通信できない場合は以下のAPN設定の内容を確認してくださいと書かれています。
・APN iijmio.jp
・ユーザー名 mio@iij
・パスワード iij
・認証タイプ PAPまたはCHAP
「Rakuten Hand」で、さきほどの必須APN情報を追加していきます。
設定メニューの「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」からAPNを新規で追加します。

追加したAPN情報を保存、選択すると、以下のような状態に。

ステータスバーに「4G+」と表示され、これで無事にデータ通信できる状態になりました!
なお、日曜12時台にインターネット速度を計測したところこんな感じでした。

まぁ、そこそこ混雑する時間帯と考えるとそんなに悪くないかと。
これで「Rakuten Hand」にIIJmioのeSIMを設定できていますね。
IIJmioのeSIMを設定した「Rakuten Hand」のテザリングもOK

IIJmioのeSIMを設定した「Rakuten Hand」でテザリングができるかも確認しておきました。

結果としては、「Rakuten Hand」でWi-Fiアクセスポイント機能を有効にすると問題なくテザリングできていることを確認しています。
なお、「Rakuten Hand」のテザリングについては、別記事にくわしくまとめています。
まとめ:楽天モバイル「Rakuten Hand」にIIJmioのeSIMを設定してみる

以上、楽天モバイル「Rakuten Hand」にIIJmioのeSIMを挿してみた状況をまとめておきました。
なお、執筆時点ではIIJmioのeSIM動作端末一覧に「Rakuten Hand」はありません。ということで、当たり前ですが自己責任での使用となります。
基本的には「Rakuten Hand」に無理してまでIIJmioのeSIMを設定する必要はないかと思いますが、以前に楽天モバイルを契約したことがあり、「Rakuten Hand」を端末のみで購入された方には興味あるポイントかと思いまとめておきました。
正直言って、「Rakuten Hand」については、コンパクトなボディにはメリットとデメリットが混在という印象です。
ですが、「Rakuten Hand」のコンパクトながら十分な性能と、有機ELディスプレイやおサイフケータイなどのパッケージはハマる人にはハマるものと感じています。
http://yasu-suma.net/rakuten-hand-main-reveiw/「Rakuten Hand」に興味があって、IIJmioのeSIMでの使用に興味がある方にとって、本記事が参考になれば幸いです。
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※本記事の内容は原稿執筆時のものです。
Source eSIMサービス データプランゼロ 楽天モバイル
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