Realmeは新型フラグシップスマートフォン「realme X50 Pro 5G」を2020年2月24日に発表しました。
予告されていたとおり、「realme X50 Pro 5G」はSoCに「Snapdragon 865」を搭載。その他についても文句なしにハイスペックな仕上がりです。
そんな注目のスマートフォン「realme X50 Pro 5G」の特徴とスペックをまとめておきます。
「realme X50 Pro 5G」の特徴とスペック

5G対応、「LPDDR 5」のRAM、「UFS 3.0」の内部ストレージ、合計6つのカメラ、高出力な急速充電など、見どころ満載の仕上がりです。
そんなてんこ盛りスペックの5Gスマホ「realme X50 Pro 5G」。インドでの価格は37,999ルピー(約5.9万円)~とrealmeスマホらしいハイコスパになっています。
SoC「Snapdragon 865」搭載で最高峰のパフォーマンス

「realme X50 Pro 5G」はSoCに「Snapdragon 865」を搭載。Xiaomiの「Mi 10 Pro」などの他社のフラグシップモデルと同じSoCです。
現状では「Snapdragon 865」は最高のパフォーマンスをもつSoCなんです。ということで「realme X50 Pro 5G」のパフォーマンスには大いに期待できます。

メモリ仕様は、RAM容量が6GB/8GB/12GB(LPDDR5)、内部ストレージ容量が128GB/256GB(UFS 3.0)です。
ハイパフォーマンスなSoCに加えて、LPDDR5 & UFS 3.0の強力な組み合わせです。
90Hz駆動対応の6.44インチ有機ELディスプレイ

「realme X50 Pro 5G」は6.44インチ有機ELディスプレイを搭載。32MP+8MPのデュアルセルフィーカメラは、ディスプレイに開いた穴に埋め込まれています。
最大90Hzの高速表示可能なディスプレイです。一般的なスマートフォンと比較するとより滑らかな画面表示が期待できます。
狭額縁デザインによって、画面占有率は92%を達成しているとのことです。
指紋認証センサーはディスプレイに内蔵。0.27秒で認証可能な高速なセンサーとのことです。
背面クアッド+前面デュアルの合計6つのカメラを搭載

「realme X50 Pro 5G」はカメラにも力を入れています。
背面には6400万画素(メイン Sasmung GW1)+800万画素(119°超広角&3cmマクロ)+1200万画素(望遠 ハイブリット20倍ズーム)+200万画素(B&Wポートレート)のクアッドカメラを搭載。
前面には800万画素(105°超広角)+3200万画素(広角 SONY IMX616)のデュアルカメラを搭載
合計で6つのカメラを搭載していて、シーンに応じてカメラを切り替えながら撮影を楽しむことができます。
65Wの超急速充電

OPPO系のrealmeということで、「realme X50 Pro 5G」は急速充電にも強みを持っています。
なんと最大65Wという高出力の急速充電「SuperDart Charge」に対応。OPPO「Reno Ace」に並ぶ出力です。

バッテリー容量は4200mAh。「SuperDart Charge」によって、たった30分で「realme X50 Pro 5G」の大容量バッテリーをフル充電できるという激速ぶりです。
一方で、ワイヤレスでの充電には対応していません。
全面的にアピールはされていませんが、Wi-Fi 6(802.11 ax)もちゃんとサポートしています。
ステレオスピーカーを搭載
「realme X50 Pro 5G」はサウンド機能にも結構力を入れています。
まず、ステレオ式のスピーカーを搭載。さらには「Dolby Atmos」、ハイレゾ音源にも対応しています。
ただし、イヤホンジャックは非搭載なのでご注意ください。
対応バンドには注意が必要
「realme X50 Pro 5G」の対応バンドには注意が必要です。
なぜかというと、グローバル版とインド版では対応バンドがけっこう異なっているからです。
まずはグローバル版の対応バンドは以下の感じです。
5G NR: n77/78/38/40/41/1/3/5/7/28
LTE FDD: B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/28/32/66
LTE TDD: B38/39/40/41/42
WCDMA: B1/2/4/5/6/8/19
GSM: 850/900/1800/1900
次にインド版の対応バンドはコチラ。
5G NR: N78/N41/N79/N1
LTE FDD: B1/2/3/4/5/7/8/12/17/20
LTE TDD: B34/38/39/40/41(2515-2675MHz)
WCDMA: B1/2/4/5/6/8/19
GSM: 850/900/1800/1900
明らかにグローバル版のほうが充実した対応バンドです。
購入を検討する際には使用を想定する場面に応じてしっかりと判断したい部分となります。
「realme UI」を搭載
OSはAndroid 10ベースの「realme UI」を搭載。
ボディカラーはモスグリーン、ロストレッドの2色展開です。
「realme X50 Pro 5G」の価格
インドでの「realme X50 Pro 5G」の価格はこんな感じです。
- 6GB+128GBモデル 37,999ルピー(約5.9万円)
- 8GB+128GBモデル 39,999ルピー(約6.2万円)
- 12GB+256GBモデル 44,999ルピー(約7.0万円)
これだけのハイスペックな5Gスマートフォンとしては絶対にお安くなっています!インド版がグローバル版の方よりもちょっと安めの価格設定になっています。
なお、「realme X50 Pro 5G」は4月以降にヨーロッパ、インドなど各国で順次発売となる予定です。
現時点では日本での発売については残念ながらアナウンスはありません。
「realme X50 Pro 5G」のスペック
「realme X50 Pro 5G」の主なスペックは以下の通りです。
- OS:realme UI ( Android 10 )
- ディスプレイ:6.44 インチ(2400×1080)
- SoC:Snapdragon 865
- RAM:6GB/8GB/12GB
- ROM:128GB/256GB
- カメラ:REAR:64MP+12MP+8MP+2MP FRONT:32MP+8MP
- Wi-Fi:802.11 a/b/g/n/ac/ax
- 指紋センサー:○
- USB:Type-C
- バッテリー:4200mAh
- サイズ/重量:74.24(W)×158.96(D)×8.9(H) mm / 205g
まとめ:「realme X50 Pro 5G」の特徴とスペック
ついに発表された「realme X50 Pro 5G」は事前の期待通りのてんこ盛りハイスペックですね。
スペックから考えると価格は十分に魅力を感じる水準です。
重量が205gとサイズから考えるとちょっと重め。ハイパフォーマンスを引き出すために冷却に力を入れているので、ずしっと詰まった感じになっているんでしょうね!
カラーが少し地味な感じがしますが、実機の印象が気になりますね。
ライバル機となる「POCO F2 Pro」
Xiaomiからは、求めやすい価格のハイスペックスマホ「POCO F2 Pro」が発売されています。
「POCO F2 Pro」は「realme X50 Pro 5G」と同じ「Snapdragon 865」を搭載。「POCO F2 Pro」はポップアップ式のセルフィーカメラ搭載によるノッチなしのフルスクリーンデザインが魅力です。
「realme X50 Pro 5G」とは異なり、ディスプレイのリフレッシュレートは一般的な60Hzとなっています。
OPPOからは「OPPO Ace2」が登場
OPPOからは65W有線充電に加えて、40Wワイヤレス充電にも対応したハイスペックスマートフォン「OPPO Ace2」が発表となっています。
「OPPO Ace2」も「Snapdragon 865」を搭載したハイスペックなスマートフォンです。
「OPPO Ace2」については「充電性能が強烈!「OPPO Ace2」はハイスペックな5Gスマートフォン」にまとめています。
以上、参考になれば幸いです!
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※本記事の内容は原稿執筆時のものです。
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