この記事には、モトローラのハイスペックスマートフォン「motorola edge s」の特徴・スペック・価格情報を紹介しています。

どうも、ガジェットブロガーのやすスマ(@yasu_suma)です。海外スマホ情報を常にウォッチしています。
発表が予告されていた「motorola edge s」がついに発表となりました。
「motorola edge s」の主な注目ポイントは以下のとおりです。
- 「Snapdragon 870」搭載
- 最大6400万画素クアッドカメラ
- 1999元(約3.2万円)~の手頃価格
気になる「motorola edge s」の特徴とスペックを見ていきましょう。
ハイスペック5G対応のスマートフォン「motorola edge s」情報

モトローラは、2020年1月26日に新型スマートフォン「motorola edge s」を中国で発表しました。
最大の注目ポイントはなんといっても搭載SoCです。「Snapdragon 870」搭載スマートフォンとして初めて発表されました。
「motorola edge s」はかなり高い処理性能を持ちながら、一部のスペックは抑えてきています。価格と性能のバランスに優れたスマートフォンといった印象です。
「motorola edge s」は6.7インチディスプレイを搭載:90Hz表示対応

「motorola edge s」は6.7インチの液晶ディスプレイを搭載。リフレッシュレートは90Hzに対応しています。

有機ELではなく液晶を採用。価格を考えると納得できるチョイスだと感じます。
ディスプレイは「Xperia」シリーズと同じ縦横比21:9のもので、その解像度は2520×1080。21:9ディスプレイ採用ということもあり、6.7インチでもボディ幅は73.97mmを実現しています。
前面には1600万画素+800万画素のデュアルセルフィーカメラを搭載。セルフィー撮影にも力を入れています。

このデュアルセルフィーは賛否が分かれそうですね。
指紋認証センサーはボディ側面に搭載。本体を置いたままでも認証しやすいようにしています。
「Snapdragon 870」搭載の「motorola edge s」:AnTuTuスコアは68万

前述の通り、「motorola edge s」はSoCに「Snapdragon 870」を搭載。「Snapdragon 865」と比較で、CPU性能が+12%、GPU性能が+10%とのことです。
モトローラは、「motorola edge s」のAnTuTuスコアはおよそ68万と公表しています。ベンチマークスコアだけを見ると申し分ない性能です。
ただし、「Snapdragon 870」は7nmプロセスで最大3.2GHz動作クロックという仕様から、その発熱状況が気になるところです。
なお、2021年2月には、Xiaomiから、同じ「Snapdragon 870」搭載の「Redmi K40」が発表されています。「motorola edge s」と同様に優れたコスパで注目されています。
コスパも高いハイスペックスマホを探しているユーザーには、「Snapdragon 870」搭載スマホは非常に魅力的な選択肢となってきそうです。
メモリ仕様は、RAM容量が6GB/8GB(LPDDR5)、内部ストレージ容量が128GB/256GB(UFS3.1)です。しっかりと最新のメモリ規格となっているところもうれしいポイントです。
「motorola edge s」は最大6400万画素クアッドカメラ搭載

「motorola edge s」の背面には6400万画素(標準)+1600万画素(121°広角)+200万画素(深度)+ToFのクアッドカメラを搭載。
特に、ただ広角カメラを搭載するだけでなく、1600万画素と画素数が高いものとなっているのが注目ポイントです。800万画素クラスの広角カメラ搭載スマホが多いなかで、うれしいと感じる場合もあるのではないでしょうか。
標準カメラは4K60fps動画撮影に対応しています。
前面にはデュアルカメラ搭載ということで、「motorola edge s」は合計6基のカメラを搭載という仕様になっています。
5000mAhバッテリー搭載の「motorola edge s」

「motorola edge s」のバッテリーは大容量5000mAh。最大20Wの急速充電に対応しています。
ボディカラーはブルー、シルバーの2色展開。IP52の防じん・防滴に対応しています。
「motorola edge s」の価格:高性能で低価格
「motorola edge s」の価格は以下の通りです。
- 6GB+128GBモデル 1999元(約3.2万円)
- 8GB+128GBモデル 2399元(約3.8万円)
- 8GB+256GBモデル 2799元(約4.5万円)
「Snapdragon 870」搭載スマホの価格がどの程度になるかが注目していました。「motorola edge s」はなかなか手頃な価格という印象になっています。
なお、中国での「motorola edge s」の発売は2021年2月3日です。
「motorola edge s」のファーストフラッシュセールは2分で10,000台が完売

中国のモトローラは、「motorola edge s」のファーストセールで10,000台が2分で完売したと発表しています。
次回のセールは2021年2月9日午前10時(現地)に予定されているとのことです。
「motorola edge s」は、そのコスパの高さから日本でも注目されています。中国でのセールスはなかなか好調な出だしとなったようです。
「motorola edge s」のスペック・対応バンド

「motorola edge s」のスペックは以下のとおりです。
- OS:Android 10
- ディスプレイ:6.7 インチ(2520×1080)
- SoC:Snapdragon 870
- RAM:6GB/8GB
- ROM:128GB/256GB
- カメラ:REAR:64MP+16MP+2MP+ToF FRONT:16MP+8MP
- Wi-Fi:802.11 a/b/g/n/ac/ax
- 指紋センサー:○(側面)
- USB:Type-C
- バッテリー:5000mAh
- サイズ/重量:73.97(W)×168.38(H)×9.69(D) mm / 215g
大容量バッテリー搭載もありますが、ボディ重量がやや重いと感じる可能性があります。一方で、Wi-Fiは11axにも対応しています。
「motorola edge s」の対応バンドは以下のとおりです。
5G:n1/n3/n5/n7/n8/n28/n38/n41/n66/n77/n78
4G:LTE FDD B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/20/26/28/32/66
4G:LTE TDD B34/38/39/40/41/42/43
3G:WCDMA B1/2/4/5/8
2G:GSM B2/3/5/8
LTEバンドはBand26にもしっかりと対応しています。ただ、日本市場にぴったりといった感じになっていません。
まとめ:ハイスペックスマートフォン「motorola edge s」情報

以上、モトローラのハイスペックスマートフォン「motorola edge s」の特徴・スペック・価格情報をまとめておきました。
「motorola edge s」は「Snapdragon 870」搭載と予告されていて、その価格設定が最大の注目ポイントでした。
「motorola edge s」はすべてハイスペックなパッケージではないですが、なかなか手頃な価格となっています。「Snapdragon 870」搭載スマホはけっこうコスパも期待できそうな印象を受けます。

OPPO、Xiaomi、OnePlusなどからも「Snapdragon 870」搭載スマホが発売される可能性があります。とても楽しみですね。
ただし、動作クロックが高いので、その発熱状況やバッテリー持ちなどが気になってくることも間違いありません。
なお、「motorola edge s」の日本発売は現時点ではアナウンスされていません。グローバル展開についても現時点では不明です。
参考になれば幸いです!
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