2020年12月に「TCL PLEX」が日本で発売となり、話題となったTCLスマホの第2弾がついに登場です!
本記事では、TCLの正規代理店のFOXが日本で発売するSIMフリースマホ「TCL 10 Pro」の特徴とスペックを紹介しています。
「TCL 10 Pro」の主な注目ポイントはコチラです。
・湾曲デザインの高画質な有機ELディスプレイ
・暗所撮影にも強いAIクアッドカメラ
・4520mAhの大容量バッテリー
注目ポイントを中心にまとめておきます。
TCLスマホ第2弾!「TCL 10 Pro」の特徴とスペック

「TCL PLEX」に続く、TCLスマホ第2弾となる「TCL 10 Pro」。その最も大きな特徴は高性能なディスプレイにあります。
「HDR10」対応の6.47インチ有機ELディスプレイ

「TCL 10 Pro」は6.47インチの有機ELディスプレイを搭載。側面にかけて緩やかにカーブしたエッジカーブスクリーンで、デザイン性を高めています。

ディスプレイ上部の水滴型ノッチには2400万画素のセルフィーカメラを内蔵。湾曲ディスプレイに加えてベゼルはかなりスリムということで、画面占有率は93%を達成。前面から見るとほぼディスプレイといった印象です。
ディスプレイは「HDR10」に対応していることに加えて、SDR動画をHDR相当のコントラストと色合いにアップコンバートする機能を搭載しています。
指紋認証センサーはディスプレイ内に搭載しています。顔認証も併用できるので、場面に応じて使い分けることができるので便利です。
暗所撮影カメラを含むクアッドカメラ

「TCL 10 Pro」は6400万画素(メイン)+1600万画素(123°超広角)+500万画素(動画)+200万画素(暗所撮影)のクアッドカメラを搭載。
特に、暗所撮影カメラはピクセルサイズ2.9μmと大きいことから、暗所でも明るさを確保した撮影が期待できます。200万画素ということで画質は期待できませんが、暗所でもしっかり撮影できるカメラの搭載はうれしい場合も多いでしょう。
動画撮影では、4K動画の撮影に加えて、960fpsのスーパースローモーション動画の撮影にも対応しています。
「Snapdragon 675」搭載で普段使いには問題ない性能
「TCL 10 Pro」はディスプレイとカメラの性能に力が入れてきています。一方で、パフォーマンスを左右する基本スペックは標準的なレベルといったところになっています。
「TCL 10 Pro」のSoCは「Snapdragon 675」を搭載。このSoCは「TCL PLEX」と同じもので、ウェブ閲覧、SNS、動画視聴などの普段使いには十分なパフォーマンスをもっています。
メモリ仕様は6GB RAM+128GB ROM。外部ストレージとしてmicroSDカード(最大256GB)の使用をサポートしています。
SoC、メモリ仕様は「TCL PLEX」と同等レベルになっています。パフォーマンス面では「TCL PLEX」と大きな差はないことが予想されます。

「TCL PLEX」のパフォーマンスはそこそこ高く、「TCL 10 Pro」もヘビーな用途以外であれば十分なレスポンスが期待できます。
大容量4520mAhバッテリー
「TCL 10 Pro」は4520mAhの大容量バッテリーを搭載。
急速充電は「Quick Charge 3.0」に対応し、およそ2時間でフル充電可能ということです。
SoCの「Snapdragon 675」はそこそこ性能ですが、その省電力性には定評があります。「TCL 10 Pro」は有機EL搭載ということもあり、バッテリー持ちにはかなり期待ができそうです。
USBポートは「Type-C」。OTGリバースチャージ機能も搭載しています。

ボディカラーはフォレストミストグリーン、エンバーグレーの2色展開です。
おサイフケータイ、防水・防塵には対応していません。
NTTドコモ/au/SoftBank回線に対応
「TCL 10 Pro」の対応バンドは以下のとおりです。
2G: 2/3/5/8
3G:UMTS: B1/6/8/9/19
4G:LTE: B1/3/8/18/19/26
「TCL 10 Pro」はNTTドコモ/au/SoftBank回線のSIMに対応しています。ただし、シングルSIM(nanoSIM)仕様となっていることがSIMフリースマホとしては残念なポイントです。
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「TCL 10 Pro」の発売日・価格
日本モデルの「TCL 10 Pro」は2020年5月29日に発売。販売価格は4万9280円(税込)です。
FOXオンラインストア、FOX STORE(楽天市場店・Yahoo!ショッピング店)、Amazon、ビックカメラグループ、ヨドバシ.com、goo Simseller 本店、ひかり TV ショッピング、ムラウチドットコムで取り扱いとなります。
「TCL 10 Pro」はおよそ5万円の価格設定ということで、「TCL PLEX」とは異なり、ミドルハイクラスの価格設定になっています。
「TCL 10 Pro」のスペック
「TCL 10 Pro」の主なスペックは以下の通りです。
まとめ:TCLスマホ第2弾!「TCL 10 Pro」の特徴とスペック
以上、SIMフリースマホとして日本発売が決定した「TCL 10 Pro」の特徴とスペックをまとめておきました。
TCLスマホ第1弾の「TCL PLEX」は、およそ3万円というミドルスペックモデルの売れ筋の価格帯で発売され、そのコストパフォーマンスの高さが話題となりました。当ブログでもすでに「TCL PLEX」をレビューし、その十分な実力を実感しています。
ディスプレイを中心に強化しています
今回の「TCL 10 Pro」はディスプレイ、カメラを中心に性能をブラッシュアップして、「TCL PLEX」からワンランク上のグレードを狙ってきた製品になっています。
一方で、「TCL 10 Pro」のSoC・メモリ仕様が「TCL PLEX」と同じなのは残念なポイントです。

およそ5万円の販売価格を考えると、SoCは「Snapdragon 730G」レベル、RAM容量は8GBにアップデートしてほしかったところです。
日本での第3弾TCLスマホ「TCL 10 Lite」発売

日本での第3弾TCLスマホとなる「TCL 10 Lite」が2020年7月31日発売です。
「TCL 10 Lite」の注目ポイントはなんといってもその手頃な価格。なんと26,800円(税込)です。
ただ安いだけでなく、4眼クアッドカメラ、6.53インチパンチホールディスプレイ、大容量メモリなど、見どころが満載のスマートフォンです。
「TCL 10 Lite」のコスパはあの「Redmi Note 9S」に対抗できる可能性をもっています。
「TCL 10 Lite」はどちらかといえば「TCL PLEX」の方に近い印象を受けます。
「TCL 10 Lite」のレビュー記事を公開しているのでぜひチェックしてみてください。
日本版「TCL 10 Pro」アンケート
日本版「TCL 10 Pro」についてのアンケートを実施しています。お時間がございましたら投票ください。

※本記事の内容は原稿執筆時のものです。
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