この記事には、Xiaomiが海外で発表したグローバル版「Mi 11」のスペック・特徴・価格情報を紹介しています。

どうも、ガジェットブロガーのやすスマ(@yasu_suma)です。海外スマホが大好きです!
グローバル版「Mi 11」の主な注目ポイントは以下のとおりです。
- 120Hz対応の2K有機EL
- 「Snapdragon 888」搭載で高性能
- 最大10800万画素のトリプルカメラ
日本にも進出済みのXiaomiがグローバル市場で発売するハイスペックスマートフォン「Mi 11」ということで、気になる方も多いのではないでしょうか。
さっそく、グローバル版「Mi 11」の特徴とスペックを紹介しておきます。
グローバル版「Mi 11」は「Snapdragon 888」搭載のハイスペックスマホ

Xiaomiは、2021年2月8日に、SIMフリースマホ「Mi 11」をグローバル発表しました。
「Mi 11」は、2020年12月に中国で発表に続いて、ついに待ちに待ったグローバル版「Mi 11」が発表です。
120Hz対応の2K有機ELディスプレイ搭載の「Mi 11」

「Mi 11」は6.81インチのAMOLED(有機EL)ディスプレイを搭載。解像度が2K(3200×1440)の高精細なディスプレイです。

「Mi 11」のディスプレイは120Hzのリフレッシュレート、480Hzのタッチサンプリングレートに対応。「Mi 11」はゲーミングスマホに匹敵するような高速ディスプレイです。
また、最大輝度が1500nitsなど、非常に高性能なディスプレイで、外部評価機関「DisplayMate」での「Mi 11」のディスプレイ評価は、最高クラス「A+」になっています。
今回の「Mi 11」では強力なディスプレイ搭載が大きな魅力になってきます。
ディスプレイデザインも非常に特徴的で、4辺エッジカーブデザインを採用。より高い没入感でコンテンツを楽しむことができます。
ディスプレイ表面は、Gorilla Glass史上最高のタフさを誇る最新の「Gorilla Glass Victus」で覆われています。耐落下性/耐擦傷性にもしっかりと力を入れています。
「Mi 11」の指紋認証センサーは画面内に搭載。いわゆるパンチホールデザインを採用し、ホール内に2000万画素の前面カメラを搭載しています。
クアルコムのフラグシップ向けSoC「Snapdragon 888」搭載の「Mi 11」

「Mi 11」は、クアルコムのハイエンド向け最上位SoC「Snapdragon 888」を搭載しています。
「Mi 11」のAnTuTuベンチマークスコアは70万強ほどになっています。

Xiaomiは「Mi 11」のAnTuTuスコアは74万オーバーと公表していますが、実測ではさすがにそこまでは出ないでしょうね。
「Mi 11」は2021年1月のAnTuTuスコアランキングでトップに立っています。Androidスマートフォンでは最上位クラスの性能をもっていることは間違いありません。
「Mi 11」のメモリ仕様は、RAM容量が8GB(LPDDR5)、内部ストレージ容量が128GB/256GB (UFS3.1)。中国版「Mi 11」には12GB RAMモデルがありましたが、グローバル版には用意されていません。
「Mi 11」は最大10800万画素のトリプルカメラを搭載

「Mi 11」の背面には10800万画素(標準 OIS)+1300万画素(123°広角)+500万画素(50mmマクロ)のトリプルカメラを搭載。
10800万画素のメインカメラは、1/1.33″の大型センサーを搭載。暗所での撮影性能も含めて、「Mi 11」のカメラ性能が注目されます。

「Mi 11」のカメラ構成からも分かるように、一般的な望遠カメラは非搭載になっています。このあたりは他社のフラグシップモデルとは異なる方向性です。
ただし、「Mi 11」シリーズには上位モデル「Mi 11 Pro」の存在も噂されています。「Mi 11 Pro」では望遠性能に力を入れてくる可能性があります。
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「Mi 11」は最大55W有線+最大50Wワイヤレスの強力な充電性能

「Mi 11」の充電性能はかなり強力なものになっています。
有線では最大55Wの急速充電(QC4+/QC3+/PD3.0)に対応しています。さらに、ワイヤレス充電は最大50W対応です。
有線充電であれば45分で「Mi 11」をフル充電、ワイヤレス充電であれば53分でフル充電可能とのことです。
「Mi 11」のバッテリー容量は4600mAh。「Mi 11」は8.06mmの薄型ボディが魅力で、このバッテリー容量であれば、まったく不満を感じないレベルです。

グローバル版「Mi 11」の通常モデルのボディカラーは、グレー、ホワイト、ブルーの3色展開です。
また、中国版同様に、スペシャルエディションも用意されます。
「Mi 11」はharman/kardon協業のデュアルスピーカーを搭載

「Mi 11」は、harman/kardonとの共同開発のステレオスピーカーを搭載。サウンド面にもかなり力を入れていることが分かります。
グローバル版「Mi 11」の価格・発売日情報:中国版の価格と比較
グローバル版「Mi 11」の価格は以下のとおりです。
- 8GB+128GBモデル 749ユーロ(約9.5万円)
- 8GB+256GBモデル 799ユーロ(約10.1万円)
中国版「Mi 11」の価格が3999元(約6.3万円)~でした。前モデル「Mi 10」の8GB+128GBモデルが799ユーロだったので、少しだけ手頃感を出してきています。
なお、中国版「Mi 11」はコチラです。
- 8GB+128GBモデル 3999元(約6.3万円)
- 8GB+256GBモデル 4299元(約6.8万円)
- 12GB+256GBモデル 4699元(約7.4万円)
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グローバル版「Mi 11」のスペック・対応バンド

グローバル版「Mi 11」のスペックは以下のとおりです。
- OS:MIUI 12 ( Android 11ベース )
- ディスプレイ:6.81 インチ(3200×1440)
- SoC:Snapdragon 888
- RAM:8GB
- ROM:128GB/256GB
- カメラ:REAR:108MP+13MP+5MP FRONT:20MP
- Wi-Fi:802.11 a/b/g/n/ac/ax
- 指紋センサー:○(画面内)
- USB:Type-C
- バッテリー:4600mAh
- サイズ/重量:164.3(W)×74.6(H)×8.06(D) mm / 196g
「Mi 11」のボディ重量は200gを切っています。まさにハイスペックなモデルですが、扱いやすさもしっかり配慮されたパッケージです。
グローバル版「Mi 11」の対応バンドは以下のとおりです。
5G: n1, n3, n5, n7, n8, n20, n28, n38, n41, n77, n78, n79
4G: FDD-LTE Band 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 17, 20, 28, 32, 66
TDD-LTE Band 38, 40, 41, 42
3G: WCDMA Band 1,2,4,5,8
2G: GSM 850 900 1800 1900 MHz
中国版「Mi 11」はNTTドコモ/au/SoftBank/楽天モバイルの必須バンドをカバーしていましたが、グローバル版では対応バンドが変更されています。
なお、中国版「Mi 11」の対応バンドはコチラです。
5G:n1 / n3 / n28a / n41 / n77 / n78 / n79
※一部アップデート等で対応
4G:FDD-LTE:B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B7 / B8 / B12 / B17 / B18 / B19 / B20 / B26 / B28A
TDD-LTE:B34 / B38 / B39 / B40 / B41 / B42
3G:WCDMA:B1 / B2 / B4 / B5 / B6 / B8 / B19
CDMA EVDO:BC0
2G:GSM:B2 / B3 / B5 / B8; CDMA 1X:BC0
Aliexpressでグローバル版「Mi 11」のワールドプレミアセール

Aliexpressの「Xiaomi Mi Store」において、グローバル版「Mi 11」のワールドプレミアが開催。
執筆時点では、グローバル版「Mi 11」が749ドル(約7.9万円)~で販売されています。グローバル版「Mi 11」が気になっている方は、Aliexpressをチェックしてみてください。
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まとめ:グローバル版「Mi 11」は「Snapdragon 888」搭載のハイスペックスマホ

以上、Xiaomiが海外で発表したグローバル版「Mi 11」のスペック・特徴・価格情報をまとめておきました。
中国版「Mi 11」と比較すると、一部仕様は異なりますが、スペック上では大きな違いありません。
ただ、ヨーロッパ市場での価格はなかなかの強気な設定になっています。
グローバル版「Mi 11」の発売を待っていた多くの日本ユーザーも多いでしょうし、実際に購入できる価格がどの程度になってくるかが気になるところですね。
また、日本版「Mi 11」の発売もぜひ期待したいところですね!
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「Redmi K40」シリーズが中国で発売
Xiaomiは、2021年2月に、新型ハイスペックスマートフォン「Redmi K40」シリーズを発表しました。
「Redmi K40」シリーズは「Redmi K40 Pro+」、「Redmi K40 Pro」、「Redmi K40」の3モデル展開です。
特に、「Redmi K40 Pro+」、「Redmi K40 Pro」は「Snapdragon 888」を搭載し、手頃な価格で最高峰の性能が体験できるパッケージになっています。
詳しくは、「Redmi K40」シリーズのまとめ記事を参考にしてみてください。
参考になれば幸いです!
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※本記事の内容は原稿執筆時のものです。
Source Xiaomi – Twitter Mi 11 – Xiaomi Global Mi 11 – Xiaomi China